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見た目としての特徴は鮮やかな赤色。そして平均約15cmと大型のとうがらしです。
採取前は下向きになるのが特徴です。一般的な唐辛子は上向きに成ります(テンツキトウガラシ)。これはカプサイシンの辛みが鳥だけ感じないため、鳥に食べてもらい遠くに種を運んでもらうために上向きに実が成っているのです。
姫とうがらしなどの下向きになるとうがらしは鳥に見つかりにくいため種が遠くへ行かず地元のみで栽培されていました。
食べた感想としては、辛みが7割~8割で口に入れてから1~2秒遅れてくる辛さが特徴です。
とうがらしの成分の中で体内に吸収されるのを助けるデヒドロカプサイシン(ジヒドロカプサイシンとも呼ばれます)が鷹の爪より多く含まれています。
そのため血行促進からくる発汗作用・発毛作用・脂肪燃焼作用などが鷹の爪より優れていると言えます。
雪づくりとは、収穫したとうがらしを塩漬けで保管し、冬の大寒の頃(1月20日頃)に雪の上に晒します(雪ざらし)。
この工程をすることにより表面が少し柔らかくなり加工しやすくすると共に余分な塩とアクを抜きます。
最初は新潟県妙高市のとうがらしの会社で「かんずり」様がされていた手法を姫とうがらしでしたものです。
この雪ざらしをしたものを同じ町内で作られているコシヒカリ米麹と瀬戸内海の塩を混ぜてミンチ状にして一定の温度と湿度(気温12±5℃、湿度70~80%)を保てる場所で3年間じっくり熟成醗酵させます。
そうすることにより大腸菌などの悪性の菌を醗酵菌が食べてしまうためほぼ無菌(104/gほど)になり安全な食品材料になります。(参考として食品衛生法では弁当・惣菜は未加熱100万個/g・加熱済10万個/gまで。醗酵とうがらしは未加熱で1万個/gしかもほぼ醗酵菌)
味は、辛味は少しマイルドになり米麹のほのかな甘味が感じられるようになります。
当社ではとうがらし味噌・とうがらし醤油に使用しています。
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