てっちりこ

てっちりこでは姫とうがらしを使用した辛美人ドレッシング、醤油、味噌、一味、七味などの販売


 ≪道の駅奥津温泉よりお知らせ≫

    本日8/30は台風のため、15時で全館閉店といたします。
    明日8/31は、食堂を臨時休業とし、物産館売店と道の駅休憩所は15時までで閉店といたします。
    その後は随時お知らせいたします。


    ◆道の駅奥津温泉ふるさと物産館
     〒708-0503  岡山県苫田郡鏡野町奥津463番地
     tel:0868-52-7178 fax:0868-52-0900

     定休日:毎週水曜日
     営業時間:お土産コーナー 9:00~17:00
            食堂 11:30~14:30
     ※トイレ、駐車場は24時間使用可能

 

5.000円以上のご購入で送料無料!!

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姫とうがらしができるまで

姫とうがらしの歴史

 

平成10年秋、岡山県北部、鏡野町に道の駅「奥津温泉」が営業を開始しました。道の駅

その中の地域で生産されたものを販売する直売所「物産館」である時、一人の農家の方が大型のとうがらしを持ってきました。その時の品名は「辛とうがらし」同じ地域に住む人でも作られていることを知らない農産物でした。
話を聞くと「昔からドジョウとうがらしとかヒメとうがらしとか呼びょーって(呼んでいて)、じぃさんから受け継いで作りょーった(作ってた)んじゃ!それより前は知らん!ひぃじぃさんが作りょーったのは覚えとるんじゃけどな」
とのことでした。
少し頂いて齧ってみると、遅れて来る辛さを感じ、喉の奥でジワッっと刺激を感じます。

 その後、どんな品種か確かめてみようと、とうがらしの研究機関で研究をお願いしたところ、大変貴重な日本古来の品種であることがわかった。
辛美人ができるまで

それにより、地域を上げて伝承していこうということになりました。

ただ、市場に出したとしても変わってるトウガラシだけでは見向きもされません。
農水省の資料によると当時の唐辛子の国内自給率は約1%しかなく、市場に出ていないものこそ差別化できるのではないかと考え、オンリーワンの特産品として栽培を始めました。
最初は6人の周辺の農家にお願いして試験的に100本の苗を栽培した結果順調に育ち、次の4つのことがわかりました。

①比較的軽量野菜のため、高齢者でも栽培できる。
②収穫時期が8月中旬~11月初旬までと長いので雨の日は休み、晴れの日のみ収穫ということもできる。
③収穫は手作業のため設備投資がいらない。
④中山間地特有のイノシシなどの獣被害に遭わない。


このことから田舎に残った高齢者でも生産ができるのでこのとうがらしを使って地域の活性化を図ることになりました。
辛美人ができるまで
平成16年には「姫とうがらし生産組合」を設立して意見交換等の場所を作り、徐々に生産者が増えて今では生産者32名、平均年齢80歳、約1500本、6haの栽培面積になりました。姫とうがらしの出荷量も毎年3~4トンになりました。